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キーワード:久留島武彦 に一致したエントリー一覧

  • 134.襲名秘話~船乗り込み3~

    (前号からの続き)「くるしまたけひこ、ですかぁ?」「そう、久留島武彦!」「くるしまたけひこ」という名前は初耳だった。大和郡山の上田市長は話を続けられた。大和郡山は古事記の編纂者、語り部のルーツ「稗田阿礼」の出身地であること。「阿礼祭」を始められたのは「久留島武彦」先生であること。ぼくは市長が持参した「こをろこをろ」に酔いしれながら、「くるしまたけひこ」という文字をぐるんぐるんになりながらも手帳に残...

  • 133.襲名秘話~船乗り込み2~

    (前号からの続き)襲名公演成功を祈願して、池田「呉服神社」にてご祈祷の模様。 撮影:相原正明心配事は山積みだった。さて、商店街でお練りをするとなると、安全面は大丈夫かとか、商店主の了解を得られるかとか、はたして道幅の狭いところを船が通れるかとか、雨の場合はどうするかとか、警察の許可が下りるかとか、人が集まってくれるのかとか、どういうルートにするかとか、船を動かす要員、食事、トラックの手配……商店会の...

  • 54.久留島武彦、それからそれから、稗田阿礼。

    「イザナキ・イザナミに命じる。 この浮遊している国土を固め直して整備をせよ。 ……これは、天の沼矛というものじゃ。これを使うたらええわい」 「へ、へえ、かしこまりました。ほなイザナミはん、 天上の神さんも、あない言うてはるさかい、ぼちぼち始めまひょか」 「ええ、そしたら、この天の浮橋から……」天の浮橋というのは、天と地の間に架かっている橋ですな。ここから、二人は矛を海水に向けてさし下し、かき回しよった...

  • 49.久留島武彦、それから

    この春から、ぼくの水曜日は大阪天満宮から、箕面へという行動パターンになった。「繁昌亭落語家入門講座」を午前中に終えると、そのまま大阪青山大学へと向かう。人には、自分の知識をひけらかしたいという癖がある。ぼくは、その傾向が他人よりも特に強いようだ。それゆえ大学や高校、専門学校という場が、ぼくには、非常に有り難い。何より知識のアウトプットは、自身にとって刷り込み作業みたいなもので、これほど有意義なこと...

  • 47.密息2~日本のアンデルセン~

    今回は、前項「46.密息」と内容がかぶりますが、熊本県の人材派遣会社「リフティングブレーン」社様の発行する「リフブレ通信」に寄稿するために加筆・編集したものです。  「平常、二時間でも三時間でも喋り続けて平気な男が、  演壇に立つと頭の先からまるで絞り出すような声を出す。  普段、落ち着いて話される方が、  人前では何故に馬鹿に甲高くなってキーキー声を出すのか。  それは自己の呼吸を調節する練習をし...

プロフィール

蝶六改メ三代目桂花團治

Author:蝶六改メ三代目桂花團治
落語家・蝶六改め、三代目桂花團治です。「ホームページ「桂花團治~蝶のはなみち~」も併せてご覧ください。

http://hanadanji.net/

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