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カテゴリ:天神祭りのエントリー一覧

  • 75.牛に引かれて 天神祭り其の4

    『菅原伝授手習鑑』は、ご承知の通り、菅原道真公の奮闘苦戦を描いた一大ドラマ。1746年、大坂竹本座で人形浄瑠璃としての初演。藤原時平の戯言により、無実の罪で、京の都から大宰府に流され、そこで無念の死を遂げた菅公。  東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花  あるじなしとて 春な忘れそこれは、道真公が都を去る前に詠んだとされる有名な歌。さて、ある日のこと、太宰府滞在中の道真公は「安楽寺」を目指した。の...

  • 69.魚と牛と遊郭と 天神祭其の3

    藤原時平の戯言により、京都から、遠く筑紫の国へと流された菅原道真公。延喜3年(909年)、無念のままお亡くなりになった。その後、相次いだ天変地異。京都で起こった旱魃、洪水、道真を追いやった高位高官たちの不慮の死・・・・・・延喜9年には、藤原時平もまた突然の死を遂げた。「これはきっと菅原公のたたりに違いない」。「天満大自在天神」菅原道真公は神となった。しかし、神になってからも、道真公は、相変わらずの災難続き...

  • 64.天神さんの涙雨 天神祭り其の2

    「天神祭り」の日、雨が降ると、「菅原はんが泣いてはる」と、人は言う。どういうわけか、天神祭りには雨が多いと、ぼくは思い込んでいたが、どうやらそうでもないらしい。gooで調べると、昭和36年以降のデータが出てきた。それによると、雨が降ったのは、この30年間で昭和49年、昭和57年、平成12年、平成18年、平成21年の5回だけ。あれは確か平成18年だったろうか、ぼくが乗った船が出航してまもなく土砂降りに見舞われたこと...

  • 63.日本三大祭り 天神祭り 其の1

    「世界三大美女」と言えば、楊貴妃、クレオパトラ、小野小町。小野小町に想いを寄せる深草の少将は、「百夜、通い続けたら晴れて契りを結ぶ」という小町の言葉を信じ、深草から小町の住む山科、小野の里まで毎晩通い続けたあげく百日目の最後の晩に、大雪のため途中で凍死してしまった。小野小町と言えば、こんな川柳。「玉にきず無いのが小町玉にきず」 小野小町は、生涯未経験だった。 裁縫の「町針」はここからきているのはご承...

プロフィール

蝶六改メ三代目桂花團治

Author:蝶六改メ三代目桂花團治
落語家・蝶六改め、三代目桂花團治です。「ホームページ「桂花團治~蝶のはなみち~」も併せてご覧ください。

http://hanadanji.net/

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