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2013年08月のエントリー一覧

  • 91.こぼれるものわらいをつかむ ”川柳と落語”考

    「脱ぐ・吐く・こぼれる」これ、まさに「落語の世界」そのものだった。     画・おおしろ晃 ……東映の『任侠路線』がもてはやされた昭和40年頃。 男はその世界に感化されてしまった。 喧嘩が強いわけでもない。どちらかといえば華奢で気弱な男。 彼は映画のなかの高倉健に魅入られたのだ。 銭湯への道すがら、男は一人の女性に呼び止められた。 「お兄さん、風呂行きのお兄さん」「へっ、あっしの事でやすかい」 二枚目...

  • 90.”修行論(内田樹)”より 繁昌亭落語家入門講座9 

    「同じ咄、同じ台詞のはずなのに、 何故にこうも違うのか」おそらく受講された誰もがそう感じている。「演者」というフィルターの違いで、様々な伝わり方。それを実感できるのがこの講座の面白いところ。今、『繁昌亭落語家入門講座』初級コースで取り上げているのは、「くちなし」「兵庫船」「道具屋」の3席。受講者23名全員がこれに取り掛かる。ぼくはこれまで色んな場で「落語教室」の講師というものを勤めてきた。その受講生...

  • 89.弟子の決断・師匠の覚悟

    当時、奥様は35歳。そこへ20歳の素性の分からぬ、得体も知れぬ男がいきなり生活のなかに転がり込んできた。長男は小学1年生、長女は幼稚園に通い出したばかり。それでも、奥様はとても温かく男を迎え入れ、行儀や礼儀作法の一から教え始めた。「この世界はね、晩に会っても、おはようございます」「部屋に入ったら、こっちが上手で、こっちが下手」「カミのものとシモのものを一緒にしたらダメ!」「掃除はちゃんと畳の目に添って...

  • 88.モードを取り込む コトバとカラダの作法より

    「今日はひとつ、わし、○○師匠でやってみるさかいな」うちの師匠は、時折こんな言葉を言い残しつ高座に向かっていった。同じ咄でも、少しモードを変えて演じてみる。初めてうちの師匠の、その咄を聞くお客には、その違いがよく分からないかも知れない。でも、その咄を始終、袖から聞いているぼくには、師匠のそんな試みがたまらなく嬉しかった。間の取り方、突っ込みの言い回し、ちょっとしたメロディーライン・・・・・・それぞれの師匠...

プロフィール

蝶六改メ三代目桂花團治

Author:蝶六改メ三代目桂花團治
落語家・蝶六改め、三代目桂花團治です。「ホームページ「桂花團治~蝶のはなみち~」も併せてご覧ください。

http://hanadanji.net/

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