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100.百回目につき「駄洒落」特集!ああ『大語海』!!ああ『ビックリハウス』!!!

100回目となりました!
御訪問いただき、ありがとうございます。

遡ること「64号」からこのブログの締めの言葉は、
ダジャレに決めるようになった。

かつて多大な人気を誇った『ビックリハウス』という雑誌への
ぼくなりのノスタルジー&リスペクトである。

ビックリハウス表紙

1974年から1985年まで発行されたサブカルチャー雑誌。
パルコ出版から出版され、編集長は萩原朔美(のちに高橋章子)。全130号。
常連投稿者のなかには、一般人時代の大槻ケンヂ、渡辺いっけい、
鮫肌文殊、ナンシー関、清水ミチコ、佐野史郎らがいた。


主な連載記事はこんなものがあった。

『ビックラゲーション』
「バスが道を間違えた」などといった、日常の驚いた出来事を投稿する。

『全国流行語振興会』
はやらせたい言葉(自分の周りではやっている言葉ではない)を
投稿し、編集部の認定を受け、最終的には広辞苑への掲載を目指す。
ここを発祥とする流行語には、「えびぞる」「まいっちんぐ」「バイなら」など。

『御教訓カレンダー』
一言フレーズのパロディをカレンダー形式にして掲載。
これは、3日坊主めくり御教訓カレンダーとして現在も毎年発行されている。

『おもこ』
「思い込み」。
「割り箸を煮るとメンマになると思っていた」のような、
子供の頃、勝手に思い込んでいたことを告白する。

『エンピツ賞』
年に2回開催された短編小説賞。
鮫肌文殊や窪田僚がデビューした契機となった。

『ヘンタイよいこ新聞』
糸井重里主宰による投稿コーナー。
「キモチワルイものとはなにか?」「オイシイものとはなにか?」
「キモチイイものとはなにか?」など10種類の常設のお題に読者が投稿する。


ウィキペディア「ビックリハウス」より


大語海表紙2

『ビックリハウス』の投稿から、一冊になった『大語海』。
今もぼくの愛読書のひとつである。
購入した当時、ぼくは大阪芸術大学芸術大学芸術学部計画学科の1回生だった。


100回目ということで、これまでの内容の概略をここにまとめてみた。
もし、興味をもたれたら、ぜひその項も覗いてくださいまし。


99.「テンポ、分け目の席があらぁ」
落語はまずしっかりとしたリズム=テンポが刻めるかどうか。
早いか遅いかではなく、定まったテンポが身体に備わっているか否か。
そんなテンポの良し悪しが寄席(席)での評価にも繋がってくる。


98.「アマチュアで、かっ惚れ」
聞くところによると、
巷では社会人「落語男子」の人気が高まっているという噂がある。


96.「蕎麦に来てくれる、だけでいい」
蕎麦屋で開催されている「謡い」の稽古。
いきなり「謡い」のお稽古に、ではなくとも。
とりあえず蕎麦を食べにいらして「謡い」に触れてみるのもいい。


95.「町がいい!探し」
町のいいとこ、探そ。ないなら作ろ。
町自慢しよ。


94.「飢えを抱ァいて歩こうよ、
   涙がこぼれないように♪♪」

・・・・・・今まだ、ヒーローには程遠く、
ずっと「不足」を感じながら生きている。
「野心」は捨てていない。
でも、この飢えた「不足」がぼくの支えになっている。


93.「緊張に対処する」
いかに「緊張」と向き合うか。
ここに「落語」と向き合う意義がある。


92.「怪談を踏み外す」
「怖いお話」を持って、小学校での肝試し大会。
しかし、そこは落語家らしく、
最後にはちゃんと「オチ」もつけましょうぞ。


91.「こぼれるモノ、笑いをつかむ」
腹に押さえた「憤り」が、「困り」や「呆れ」といった感情として、
ほろりと男の口からこぼれる。
哀愁から生まれる共感の笑い。


90.「あなた変わりはないですか。
   日毎、寒さがつのります
    ―― 稽古不足の貴方へ 」 

「稽古」が大事だ……とは、ぼくも思ってはいる。
「稽古」と疎遠になればなるほど、
客席との関係も疎遠になってしまう今日この頃。


89.「師弟ボーイとは、おれのことだ!!!」
弟子の決断・師匠の覚悟。「育てる」というより「背負う」。


88.「玄人、真似」
真似てみる。これぞ玄人に一歩でも近づく最短の道。


87.「力士を繰り返す」
「発声」における「四股踏みレッスン」は効果的。
「丹田」を意識するうえでも有効だ。


86.「クスリと笑って、有意義な生活を!!
     ――落語という名のサプリメント」

「水平思考」とは、生きるための知恵。
「落語」には、それがたっぷりと含まれている。


85.「上に苦しむ」
師匠に学んだ人の上に立つということ。
「人の上に立つ」って、とても大変なことなんだ。


84.「お口の気負いが気になりませんか?」
いくら思いをたっぷり込めてみたところで、
相手にちゃんと届かなければ意味をなさないのが言葉である。


83.「我が輩は、テコである」―― らくご
落語によって、人生が好転したという話は大変嬉しい。
落語は、人生を興す。


82.「呼吸へ意識をはかる」
「相手を生かす」ということ。「相手の呼吸を計る」ということ。


81.「対話、笑を兼ねる!」
豊かな「対話」から「笑い」も生まれる。


80.「♪ 欠いた型、欠いた型、
     欠いたかった!…NO!!」

芸にとって、「型」は大切である。


79.「にから出た差異!!」
落語と天ぷらを比較してみた。
「あげる天ぷら・さげる落語」「衣の天ぷら・羽織の落語」
「口に天ぷら・口から落語」…ちょっとの違い。


78.「能で、いやす日本 ―― 世阿弥」
芸をするって、とどのつまりは気持ちの置きどころ(コントロール)。
「欲、見せない」が「良く、見せる」なんて……
ときには、「能」に学ぶのもいい。


77.「♪サクラ吹雪の ワライの渦へ
   いつか返す いつか返す きっと返すから」

我が『愚か塾』の「落語発表会」は、お身内の方々に支えられている。
そんな方々に「感謝」の気持ちを込めて『サライ』ならぬ『ワライ』。


76.「贈与、花よと育てられ」
住み込ませてもらい、飯を食わせてもらい、
芸の手ほどきをしてもらい、着物をもらい、
ずっと気にかけてもらい、師匠からはずっと「もらい」っぱなし。


75.「牛がひかれてハンバーグ」
牛は、天神様の使いであります。
牛に引かれて安楽寺


74.「お願いやから、指南と居てくれ!!」
「指南」には「教える」というより
進むべき方向を「指し示す」というニュアンスがある。
これからも「指南」の心持ちで行こうと思う。


73.「真似、芸夢」
稽古はまるで合わせ鏡。落語は覚えるものでなく飲み込むもの。
芸の習得は真似から始まる。


72.「笑いは、キャリー」
笑いは、みんなの幸せを運んできます。


71.「知で知を洗う」
ぼくが月例で行っている北浜のワークショップには、
知識欲が旺盛で流行にも敏感なお嬢さん方が、
毎回のように参加して下さっている。
ぼくの中途半端な知識の間違いを指摘されたこともある。


70.「懐古、気で良し」
自分の姿をそこに感じ、それを笑い飛ばすことが、
今の自分の肯定にも繋がる。これが「回想法」の効果。
思い出も「気のカーソル」の動かし方ひとつ。


69.「流されるのは、もう懲り懲りや」
藤原時平の戯言により、京都から遠く筑紫の国へと流された菅原道真公。
その菅公を祭る「天神祭」のクライマックスは「船渡御」だが、
これ以上地盤沈下が進むと無くなってしまうかも知れない。
一説によると、これこそ菅公様の望むところだというまことしやかな噂が!?


68.「人類は、みな教材」
落語は、心情を描いた、心理劇。
それにしても人の営みって、オモシロイ。
「世間」全体が我々にとって「ミュージアム」みたいなもの。


67.「ノーモア・老いるショック!!」
頭と身体は連動している。
落語で元気増幅、ボケ防止。


66.「オチ、オチ、寝てられねえや」
落語を聴いてると「下げ」がもう、楽しみで、楽しみで、


65.「記憶正しく、鬱くじく」
お年寄りの誰もが鮮明に覚えている子どもの頃の記憶。
それを引き出すことにより、認知症や閉じこもりの予防や治療になる。
名古屋にある歴史民俗資料博物館の取り組み。


64.「雨、降って地位固まる」
天神祭りの船渡御の際、急な通り雨に見舞われた。
その時、少し険悪なムードになったが、ある事を思い出し、
それを話したことで、船内は一転して和やかなムードになった。
それにより、ぼくの立場もうんと上ったのだった。



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……こんな独りよがりな「駄洒落」にお付き合いいただき、
誠にありがとうございます。
これからも懲りずに、変わらず続けていきたいと思いますので、
今後ともよろしくお願いします。


「変わらで披露、洒落頭」
「河原で拾う、シャレコウベ~落語『骨つり』より~」
  


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Author:蝶六改メ三代目桂花團治
落語家・蝶六改め、三代目桂花團治です。「ホームページ「桂花團治~蝶のはなみち~」も併せてご覧ください。

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