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125.池田駅前・栄町商店街~落語ミュージアム

「いけだ春團治まつり」も、今年で16年目を迎える。

毎年、石橋商店街はイベントで賑わい、
池田市民文化会館(アゼリアホール)では一門による落語会、
また、そこに隣接する豊島野公園にもまた多くの出店がひしめき合う。

いしばし商店街入り口


この祭りは、初代・二代春團治とのご縁から始まった。
初代は「池田の牛ほめ」「池田の猪買い」を得意とし、
清荒神に居を構えていた二代目は、よくこの地を訪れ、
受楽寺の御住職とも懇意にしていた。
これが「春團治碑」がここに建てられた所以である。

春團治の碑

春團治の碑、縁起

受楽寺山門


池田は「落語の町」である。

「春團治まつり」のみならず、
「落語ミュージアム」がある。
「社会人落語コンテスト」や「学生落語コンテスト」には、
全国から応募者が殺到する。
上方落語協会会長・文枝師匠宅も池田にある。

池田は、大阪近郊にあってわりにおだやかな町である。
ちょっと道を入ると、昔の風情が多々残っている。
そんなところも、落語に合うのだろう。

いけだ落語ミュージアム

いけだ落語ミュージアムのサイト


江戸時代の池田は、大阪近郊の商業都市として北摂の中心をなし、
幕府直轄領、公家領、小藩の入組支配で、
比較的自由な在郷町としての雰囲気をもっていた。
                           (米朝ばなし より)



「落語ミュージアム」に行くには、
阪急池田駅で降りて、栄町商店街(石橋商店街とは別です)をまっすぐに歩く。
アーケードを抜けたところで左に折れると、すぐ右手に見えてくる。

池田商店街入り口


栄町商店街を進んでいくと、
各お店の入り口に、それぞれ落語にちなんだ商品の紹介がある。
なかには「無理やりやん!」と思わず突っ込みたくなるようなものもあるが、
それはそれで楽しい。
店主たちの、知恵を絞る姿が見えてくる。


じゅげむパン

いけだ商店街、兵庫船

いけだ商店街、鉄砲勇助

いけだ商店街、祝いのし

いけだ商店街、宿替え

いけだ商店街、戎小判

いけだ商店街、時うどん

いけだ商店街、はてなの茶碗

いけだ商店街、ねずみ

いけだ商店街、ちりとてちん

いけだ商店街、ちしゃ医者


池田は今、落語で盛り上がっている。


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蝶六改メ三代目桂花團治

Author:蝶六改メ三代目桂花團治
落語家・蝶六改め、三代目桂花團治です。「ホームページ「桂花團治~蝶のはなみち~」も併せてご覧ください。

http://hanadanji.net/

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