140.蝶六改め、三代目桂花團治襲名披露・東京公演ゲスト
蝶六改メ、三代目桂花團治襲名 - 2015年07月09日 (木)
8月2日(日)18時~ 東京・国立演芸場にて 5000円
花團治襲名披露チケットのお求めはここをクリック
花團治公式サイトもご覧ください(クリック)
笑福亭鶴瓶
以前から「出たるでぇ」とはおっしゃって下さってましたが、
いかんせんスケジュールが全く取れませんでした。
ぼくのなかでは、東京の披露目はまず鶴瓶師匠と勝手に決めてはいたものの、
半ば諦めていました。
そんなある日、鶴瓶師匠からお電話をいただきました。
「東京のゲストは決まったんかいな?」
「まだですねん」
「もう決めなあかんやろ?」
「はい」
「・・・わし、もういっぺんスケジュール調整してみるわ」
「え?本当ですか!?」
「ちょっとだけ時間くれるか?」
あくる日、鶴瓶師匠から、あの声で再度お電話。
「わし、出るでぇ~」
ぼくはその場で小躍りしてました。

柳亭市馬
歌手としても忙しい柳亭市馬師匠。
「落語協会」の会長さんであらせられます。
若くして会長になられたわけですが、
じかにお会いすると、本当に納得であります。
ぼくは市馬師匠の前で、文字通りフニャッとなりました。
芸も人柄もホントほれぼれします。

桂春之輔
春之輔師匠とぼくは、高校の先輩と後輩にあたります。
このたびのぼくの襲名に際し、
一番骨を折ってくださったのが、春之輔師匠。
襲名は多くの方々に頭を下げてまわるものですが、
ぼく以上に頭を下げて下さいました。
「こいつはね、師匠も亡くなって、大きな事務所に入っているわけでもない。
本当に不憫な奴ですねん。どうかコイツを助けたってください」
そう言って、大きな背中を丸める春之輔師匠の姿が目に焼き付いています。
おかげで、大阪での披露目は1200人を超す超満員となりました。
ぼくの襲名は、半ば「泣き落としと二人連れ」であります。

写真家・相原正明の見た桂春之輔はここをクリック
桂春雨
東京都の名門・小石川高校の出身。
奥さんは高校の同級生で、
今回も下座三味線を弾いて下さる中田まなみさんです。
かつて大阪の落語界で「虚弱体質」を売りにしていたのは、
ぼくの師匠、先代桂春蝶ですが、
今や、彼の代名詞となりました。
日舞、三味線、お茶、バレエの心得があるだけあって、
身のこなしに何ともいえぬ気品が漂います。
彼はぼくより一年後輩ですが、
お稽古をつけてもらったりしてます。
心の中では「春雨兄さん」と呼んでいます。

撮影:相原正明
写真家・相原正明の見た桂春雨はここをクリック
桂治門
襲名に際し、各師匠方のもとへ挨拶をして回るのですが、
彼は、その運転手兼付き人役を務めてくれました。
桂小春團治師匠のお弟子さんです。
教師への内定がほぼ決まっていたのですが、
それを蹴っての弟子入りでした。
教育実習の際、大学の先輩から
「教師は人前で話す仕事やから、落語で喋りを勉強すると良いよ」と、
教えられたそうです。
根が真面目な彼は、それから落語を生まれて初めて聞き始めたのです。
それですっかり落語の虜になり、とうとう落語家になってしまいました。

囃子座(ちんどん通信社)
全国ちんどんコンクールでは10回の優勝歴を誇る日本一のチンドン屋。
かつてNHKドラマ「青空にチンドン」のモデルにもなりました。
襲名事務局になっているのは、こちらの事務所、「東西屋」です。
で、このたびは萬歳での登場。
それに加えて、ある珍芸をぼくよりリクエストさせていただきました。
乞うご期待!

撮影:相原正明
下記をクリックしてYouTubeを是非ごらんください。
囃子座による萬歳
また、なんと申しましても、
襲名披露といえば「口上」がつきものですが、
当人は針のむしろであります。
何を暴露されるか分からない、いうなれば大喜利トークショーのようなものです。

撮影:相原正明
終演予定は21時です。

チケットのお求めはこちらをクリック
写真家・相原正明の見た花團治船乗り込み
花團治公式サイトもご覧ください(クリック)
花團治襲名披露チケットのお求めはここをクリック
花團治公式サイトもご覧ください(クリック)
笑福亭鶴瓶
以前から「出たるでぇ」とはおっしゃって下さってましたが、
いかんせんスケジュールが全く取れませんでした。
ぼくのなかでは、東京の披露目はまず鶴瓶師匠と勝手に決めてはいたものの、
半ば諦めていました。
そんなある日、鶴瓶師匠からお電話をいただきました。
「東京のゲストは決まったんかいな?」
「まだですねん」
「もう決めなあかんやろ?」
「はい」
「・・・わし、もういっぺんスケジュール調整してみるわ」
「え?本当ですか!?」
「ちょっとだけ時間くれるか?」
あくる日、鶴瓶師匠から、あの声で再度お電話。
「わし、出るでぇ~」
ぼくはその場で小躍りしてました。

柳亭市馬
歌手としても忙しい柳亭市馬師匠。
「落語協会」の会長さんであらせられます。
若くして会長になられたわけですが、
じかにお会いすると、本当に納得であります。
ぼくは市馬師匠の前で、文字通りフニャッとなりました。
芸も人柄もホントほれぼれします。

桂春之輔
春之輔師匠とぼくは、高校の先輩と後輩にあたります。
このたびのぼくの襲名に際し、
一番骨を折ってくださったのが、春之輔師匠。
襲名は多くの方々に頭を下げてまわるものですが、
ぼく以上に頭を下げて下さいました。
「こいつはね、師匠も亡くなって、大きな事務所に入っているわけでもない。
本当に不憫な奴ですねん。どうかコイツを助けたってください」
そう言って、大きな背中を丸める春之輔師匠の姿が目に焼き付いています。
おかげで、大阪での披露目は1200人を超す超満員となりました。
ぼくの襲名は、半ば「泣き落としと二人連れ」であります。

写真家・相原正明の見た桂春之輔はここをクリック
桂春雨
東京都の名門・小石川高校の出身。
奥さんは高校の同級生で、
今回も下座三味線を弾いて下さる中田まなみさんです。
かつて大阪の落語界で「虚弱体質」を売りにしていたのは、
ぼくの師匠、先代桂春蝶ですが、
今や、彼の代名詞となりました。
日舞、三味線、お茶、バレエの心得があるだけあって、
身のこなしに何ともいえぬ気品が漂います。
彼はぼくより一年後輩ですが、
お稽古をつけてもらったりしてます。
心の中では「春雨兄さん」と呼んでいます。

撮影:相原正明
写真家・相原正明の見た桂春雨はここをクリック
桂治門
襲名に際し、各師匠方のもとへ挨拶をして回るのですが、
彼は、その運転手兼付き人役を務めてくれました。
桂小春團治師匠のお弟子さんです。
教師への内定がほぼ決まっていたのですが、
それを蹴っての弟子入りでした。
教育実習の際、大学の先輩から
「教師は人前で話す仕事やから、落語で喋りを勉強すると良いよ」と、
教えられたそうです。
根が真面目な彼は、それから落語を生まれて初めて聞き始めたのです。
それですっかり落語の虜になり、とうとう落語家になってしまいました。

囃子座(ちんどん通信社)
全国ちんどんコンクールでは10回の優勝歴を誇る日本一のチンドン屋。
かつてNHKドラマ「青空にチンドン」のモデルにもなりました。
襲名事務局になっているのは、こちらの事務所、「東西屋」です。
で、このたびは萬歳での登場。
それに加えて、ある珍芸をぼくよりリクエストさせていただきました。
乞うご期待!

撮影:相原正明
下記をクリックしてYouTubeを是非ごらんください。
囃子座による萬歳
また、なんと申しましても、
襲名披露といえば「口上」がつきものですが、
当人は針のむしろであります。
何を暴露されるか分からない、いうなれば大喜利トークショーのようなものです。

撮影:相原正明
終演予定は21時です。

チケットのお求めはこちらをクリック
写真家・相原正明の見た花團治船乗り込み
花團治公式サイトもご覧ください(クリック)
- 関連記事
-
- 177. 15年ぶりの再開~ぼくが狂言を学んだ理由~ (2016/09/24)
- 162.桂ざこ團治襲名か?~我ら日本團治!~ (2016/04/04)
- 157.恩送り~師匠のおかげです~ (2016/02/21)
- 156.池田市・タスマニア州ローンセストン市・姉妹都市提携50周年記念~相原正明写真展~ (2016/01/20)
- 148.憧れの恋雅亭~花團治襲名記念公演~ (2015/10/14)
- 141.「襲名披露イン国立演芸場」後記 (2015/08/07)
- 140.蝶六改め、三代目桂花團治襲名披露・東京公演ゲスト (2015/07/09)
- 139.襲名秘話~サプライズゲスト~ (2015/06/26)
- 138.襲名秘話~東京公演に向けて~ (2015/06/12)
- 136.襲名秘話~後ろ幕の革命~ (2015/05/22)
- 135.襲名秘話~写真家との出会い~ (2015/05/20)
- 134.襲名秘話~船乗り込み3~ (2015/05/05)
- 133.襲名秘話~船乗り込み2~ (2015/05/03)
- 132.襲名秘話~船乗り込み1~ (2015/05/02)
- 131.船乗り込み~穀雨と共に~ (2015/04/22)