143.大須大道町人まつりに出演します~相方の狂言指導について~
大須大道町人まつりに、花團治が
「辻ばなし」「辻狂言」で出演します!!!
今年で38年目を迎える大道芸のお祭りです。
今年(2015年)は、10月10日(土)・11日(日)
大須大道町人まつりのサイトはここをクリック↓↓↓
大須大道町人まつり公式サイト

「大須大道町人まつり」浅間神社で演じる「ちんどん通信社」。
狂言の相方は、いつものように金久寛章さん。
そんなわけで、今回は相方のお稽古風景について紹介してみたいと思います。

狂言を演じる金久寛章とぼく(撮影:相原正明)

学生に指導する金久寛章(撮影:桂花團治)
立つということ。
声を響かせるということ。
緊張しつつリラックスした身体を保つということ。
狂言ほどこれらを意識させてくれる芸能はない。
ぼくが狂言を始めたきっかけも、
声の不味さを克服するためでした。
ところで、この日は待ちに待った「狂言実習」の日。
学生の大半は将来、保育士や小学校の先生です。
特別講師として現れたのは、金久寛章。
ぼくにとって、金久は狂言稽古を共にする仲間であり師範。
彼は今、咲くやこの花高校の演劇コースの講師をしている。
公立高校で演劇コースを設けている学校は全国でも珍しい。

きれいに構える・立つ。これが意外にムツカシイ。(撮影:桂花團治)

桶の上に昇って木の上を表現する。柿を食べる山伏。(撮影:桂花團治)

木の上に山伏を見つける畑主(撮影:桂花團治)
どうすれば「らしく」見えるか?
「型」とは、先人の知恵の結晶。
「声を出す」というより「息を吐く」。
彼の狂言稽古には、ときおりストレッチが加わる。
ちょっとした柔軟体操で発声が格段に変わることも彼から学んだ。

えいえいやっとな(撮影:桂花團治)

学生たちから笑みがこぼれる(撮影:桂花團治)

見学に来られた教授もついに参加し始めた。(撮影:桂花團治)

左から、住岡英毅教授(滋賀大学名誉教授・教育社会学)、ぼく、金久寛章
金久寛章
大阪芸術大学舞台芸術学科を卒業後、劇団四季研究所。
その後、大蔵流狂言方に師事しながら多くの狂言舞台に立ってきた。
第12回古典伝統国際演劇フェスティバルにおいて名誉ディプロマ賞を受賞。
現在は、大阪府立咲くやこの花高校講師の他、舞台を中心に役者として活躍。
現在、「まっちゃまち」と「大和小泉」に稽古場を持つ。

一昨年の公演『お家さん』(兵庫芸術文化センター)でのぼくとのツーショット。
竹下景子さんとの絡みなど、かなり見応えがありました。
・・・・・・さて、話は戻りますが、
10月10日(土)、11日(日)は「大須大道町人まつり」に出演します。
一日2回公演の予定です。
奇しくも10月10日はぼくの53回目のバースディー。
どうぞお祝いを片手にいらしてください。
大須大道町人まつりサイトはここをクリック
★自分でも狂言を演ってみたい方は↓↓↓
運動不足で身体がこわばっていると感じたら、
声を吐いてストレス発散したいなと感じたら、
正しい姿勢を身につけたいと思ったら、
演劇スキルを高めたいと思ったら、
日本の古典芸能に触れてみたいと思ったら、
人前に立つ自信をつけたいと思ったら、
何か新しいことを始めてみたいと思ったら、
金久寛章に会ってみたいと思ったら、
狂言を始めるチャンスです。
その思いを生かしてみませんか。
体験だけでも是非。
毎月・第2・4金曜日の19時からは、
「まっちゃまち教室」
毎月・第2・第4火曜日の19時からは、
大和小泉教室
直接会場か、もしくはこちらへお問い合わせください。
桂花團治へのお問い合わせメール
こちらに関連ブログをまとめてみました。↓↓↓
落語・狂言「体験講座」の記録
桂花團治公式サイトはここをクリック
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狂言の相方は、いつものように金久寛章さん。
そんなわけで、今回は相方のお稽古風景について紹介してみたいと思います。

狂言を演じる金久寛章とぼく(撮影:相原正明)

学生に指導する金久寛章(撮影:桂花團治)
立つということ。
声を響かせるということ。
緊張しつつリラックスした身体を保つということ。
狂言ほどこれらを意識させてくれる芸能はない。
ぼくが狂言を始めたきっかけも、
声の不味さを克服するためでした。
ところで、この日は待ちに待った「狂言実習」の日。
学生の大半は将来、保育士や小学校の先生です。
特別講師として現れたのは、金久寛章。
ぼくにとって、金久は狂言稽古を共にする仲間であり師範。
彼は今、咲くやこの花高校の演劇コースの講師をしている。
公立高校で演劇コースを設けている学校は全国でも珍しい。

きれいに構える・立つ。これが意外にムツカシイ。(撮影:桂花團治)

桶の上に昇って木の上を表現する。柿を食べる山伏。(撮影:桂花團治)

木の上に山伏を見つける畑主(撮影:桂花團治)
どうすれば「らしく」見えるか?
「型」とは、先人の知恵の結晶。
「声を出す」というより「息を吐く」。
彼の狂言稽古には、ときおりストレッチが加わる。
ちょっとした柔軟体操で発声が格段に変わることも彼から学んだ。

えいえいやっとな(撮影:桂花團治)

学生たちから笑みがこぼれる(撮影:桂花團治)

見学に来られた教授もついに参加し始めた。(撮影:桂花團治)

左から、住岡英毅教授(滋賀大学名誉教授・教育社会学)、ぼく、金久寛章
金久寛章
大阪芸術大学舞台芸術学科を卒業後、劇団四季研究所。
その後、大蔵流狂言方に師事しながら多くの狂言舞台に立ってきた。
第12回古典伝統国際演劇フェスティバルにおいて名誉ディプロマ賞を受賞。
現在は、大阪府立咲くやこの花高校講師の他、舞台を中心に役者として活躍。
現在、「まっちゃまち」と「大和小泉」に稽古場を持つ。

一昨年の公演『お家さん』(兵庫芸術文化センター)でのぼくとのツーショット。
竹下景子さんとの絡みなど、かなり見応えがありました。
・・・・・・さて、話は戻りますが、
10月10日(土)、11日(日)は「大須大道町人まつり」に出演します。
一日2回公演の予定です。
奇しくも10月10日はぼくの53回目のバースディー。
どうぞお祝いを片手にいらしてください。
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★自分でも狂言を演ってみたい方は↓↓↓
運動不足で身体がこわばっていると感じたら、
声を吐いてストレス発散したいなと感じたら、
正しい姿勢を身につけたいと思ったら、
演劇スキルを高めたいと思ったら、
日本の古典芸能に触れてみたいと思ったら、
人前に立つ自信をつけたいと思ったら、
何か新しいことを始めてみたいと思ったら、
金久寛章に会ってみたいと思ったら、
狂言を始めるチャンスです。
その思いを生かしてみませんか。
体験だけでも是非。
毎月・第2・4金曜日の19時からは、
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毎月・第2・第4火曜日の19時からは、
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