148.憧れの恋雅亭~花團治襲名記念公演~
蝶六改メ、三代目桂花團治襲名 - 2015年10月14日 (水)
神戸「もとまち寄席」はぼくにとって特に思い出ぶかい落語会のひとつ。
内弟子の頃、師匠の鞄持ちとして何度も何度も通いました。
また、若手の間ではなかなか出番を割ってもらえない会として通っていて、
初めて番組に名前が名前が並んだときには、
「ああ、これでやっと落語家の端くれとして認めてもらえた!」と
祝杯を挙げたことをよく覚えています。

入り口には出演者の赤提灯が並びます。
そんな特別の寄席に
今回はトリで出演できるという喜びを今噛みしめています。
第447回 神戸恋雅亭「もとまち寄席」
蝶六 改め 三代目桂 花團治襲名記念公演
平成27年11月10日(火) 開場:午後5時30分 開演:午後6時30分
桂そうば 桂春蝶 月亭文都 桂ざこば (仲入)
襲名記念口上 桂春若 桂花團治
詳細は、もとまち寄席のサイトをご覧くださいませ↓↓↓
神戸もとまち恋雅亭公式サイト
ぼくが内弟子だったあの頃、
ざこば師匠はうちの師匠(故・先代春蝶)とレギュラー番組をされていて
師匠宅にもよく遊びに来られていました。
そのたびに熱く語り合っておられたのをよく覚えています。
半ば喧嘩でした。
それを横手で聞きながら水割りを作るのがぼくの役目。
今の春蝶くんは今は亡き師匠の長男ですので、
彼もあのときのやり取りを二階の部屋でずっと耳にしていたはずです。
その彼が今、「もとまち寄席」の出番割を任されています。

撮影:山田りこ(初代花團治ひ孫)池田アゼリアホール花團治襲名披露にて

襲名の報告に伺うと、体調不良にも関わらず、わざわざネクタイをしめて出迎えて下さいました。

ぼくと三代目春蝶(濱田大助)
春若兄貴は親分肌で一門のなかでもご意見番のような存在。
襲名が決まって右往左往しているとき、
「なんか困ったときは一本電話おくれや」と言ってくださいました。
この一言がどれほど励みになったことやら。
・・・・・・ああ、なんや泣けてきた。
当日、どんな口上を述べてくれはるんやろ。

いなせでとにかく恰好ええんですわ。(高座を下りて来られた春若師匠。
今回の寄席では、春蝶くんが間に入り、
ぼくの希望を聞きながら
ずいぶん骨折りしながらもホントに良い番組を作ってくれました。
でも、心配事がひとつ。月亭文都さんです。
以前、「もとまち寄席」での彼の襲名披露の際には、
ぼくも口上に並ばせていただいたのですが、
彼の私生活をついついぼくが赤裸々に暴露してしまいました。
それはそれで微笑ましいエピソードだと自負しているのですが、
今度は文都さんの逆襲が怖い~
ちなみに、襲名口上の際、
当の本人は、黙って頭を下げたままというのがルールです。
その時の模様を世話人さんがレポートにまとめて下さいました。↓↓↓
七代目月亭文都襲名記念落語会レポート
……文都師匠、どうかお手柔らかに。

先代桂春蝶
師匠、
師匠のせがれの大助が、あの「恋雅亭」の世話人になって、
それでぼくに電話をしてきました。
「恋雅亭」の出番の依頼でした。
初めてここでトリを取らせていただきます。
花團治公式サイトはこちらをクリック
内弟子の頃、師匠の鞄持ちとして何度も何度も通いました。
また、若手の間ではなかなか出番を割ってもらえない会として通っていて、
初めて番組に名前が名前が並んだときには、
「ああ、これでやっと落語家の端くれとして認めてもらえた!」と
祝杯を挙げたことをよく覚えています。

入り口には出演者の赤提灯が並びます。
そんな特別の寄席に
今回はトリで出演できるという喜びを今噛みしめています。
第447回 神戸恋雅亭「もとまち寄席」
蝶六 改め 三代目桂 花團治襲名記念公演
平成27年11月10日(火) 開場:午後5時30分 開演:午後6時30分
桂そうば 桂春蝶 月亭文都 桂ざこば (仲入)
襲名記念口上 桂春若 桂花團治
詳細は、もとまち寄席のサイトをご覧くださいませ↓↓↓
神戸もとまち恋雅亭公式サイト
ぼくが内弟子だったあの頃、
ざこば師匠はうちの師匠(故・先代春蝶)とレギュラー番組をされていて
師匠宅にもよく遊びに来られていました。
そのたびに熱く語り合っておられたのをよく覚えています。
半ば喧嘩でした。
それを横手で聞きながら水割りを作るのがぼくの役目。
今の春蝶くんは今は亡き師匠の長男ですので、
彼もあのときのやり取りを二階の部屋でずっと耳にしていたはずです。
その彼が今、「もとまち寄席」の出番割を任されています。

撮影:山田りこ(初代花團治ひ孫)池田アゼリアホール花團治襲名披露にて

襲名の報告に伺うと、体調不良にも関わらず、わざわざネクタイをしめて出迎えて下さいました。

ぼくと三代目春蝶(濱田大助)
春若兄貴は親分肌で一門のなかでもご意見番のような存在。
襲名が決まって右往左往しているとき、
「なんか困ったときは一本電話おくれや」と言ってくださいました。
この一言がどれほど励みになったことやら。
・・・・・・ああ、なんや泣けてきた。
当日、どんな口上を述べてくれはるんやろ。

いなせでとにかく恰好ええんですわ。(高座を下りて来られた春若師匠。
今回の寄席では、春蝶くんが間に入り、
ぼくの希望を聞きながら
ずいぶん骨折りしながらもホントに良い番組を作ってくれました。
でも、心配事がひとつ。月亭文都さんです。
以前、「もとまち寄席」での彼の襲名披露の際には、
ぼくも口上に並ばせていただいたのですが、
彼の私生活をついついぼくが赤裸々に暴露してしまいました。
それはそれで微笑ましいエピソードだと自負しているのですが、
今度は文都さんの逆襲が怖い~
ちなみに、襲名口上の際、
当の本人は、黙って頭を下げたままというのがルールです。
その時の模様を世話人さんがレポートにまとめて下さいました。↓↓↓
七代目月亭文都襲名記念落語会レポート
……文都師匠、どうかお手柔らかに。

先代桂春蝶
師匠、
師匠のせがれの大助が、あの「恋雅亭」の世話人になって、
それでぼくに電話をしてきました。
「恋雅亭」の出番の依頼でした。
初めてここでトリを取らせていただきます。
花團治公式サイトはこちらをクリック
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